製品仕様にある「応答時間:3分」とは、完全な変色(白から赤へ)を起こすために、対象物の温度が設定された閾値以上を継続して約3分間維持される必要があるという意味でしょうか?
3分という応答時間は固定された待ち時間ではありません。
DTIは、対象表面からの熱が感温材料へ伝達されることで変色します。
表面温度が検知閾値より大幅に高い場合、熱伝達が速くなり、DTIは30〜60秒以内に完全に赤色へ変化することがあります。
温度が閾値を少し上回る程度の場合、材料に熱が伝わるまでに時間がかかり、完全に変色するまで最大3分ほど要することがあります。そのため、変色にかかる時間は、主に表面温度が閾値をどれだけ超えているかによって決まります。

グラフは、DTIの発色が、「検知閾値を上回る温度差(ΔT)」と「その温度が継続する時間」の両方に左右されることを示しています。
- ΔT = +10°C: DTIは約30秒以内に完全に赤色へ変化します。これ以上温度が上昇しても、最終的な見た目は大きく変わりません。
- ΔT = +5°C: 30〜120秒間の加熱では不完全な変色にとどまります。約180秒後に完全な赤色に達します。
- ΔT = +1°C: 発色は緩やかであり、30〜120秒の加熱では不完全なままです。完全な変色には約180秒が必要です。
温度が設定閾値を短時間(数秒から数十秒間)だけ超えた場合、タグは変色しないのでしょうか、それとも不完全な変色結果になるのでしょうか?
温度が短時間だけ閾値を超えた場合、タグは白から完全な赤色に変化するのではなく、不完全な変色を示す可能性があります。
ただし、これも表面温度が閾値をどれだけ超えているかに依存します。
温度が高いほど、短時間の曝露であっても、より速く、よりはっきりと変色する可能性があります。
DTIラベルを屋外で使用する場合、風雨による腐食の懸念はありますか?
本タグはIP66規格の防塵・防水性能を備えており、ホコリや雨に強い仕様です。
なお、日光による影響については、変色前の通常状態(NORMAL)であればほとんど問題ありません。ただし、異常を検知して変色(OVER状態)した後は、屋外環境下で変色した色が維持されるのは約2〜3か月間となります。







